兄×弟〜 Extra chapter 〜
強気
「っやだ、離せよ!」
4人の男に囲まれて。
逃げようとしても、力じゃ適わないっ!
両側の男たちが片手を掴み、両腕は動かせなくなった。
この頃は平気だったから油断していた。
裏道なんて、通らなければ良かった、そう後悔しても、もう遅い。
なら・・・・
「どうしたの?男4人もいて何もしないつもり?」
「な訳ねぇだろ?たっぷり可愛がってやるよ。」
わざと焦らすかのように服を脱がせ始める男たち。
そうだ、焦らしてる気分にでも浸っていろ。
此処から動く訳にはいかないんだから。
制服のシャツの前を広げられ、胸の突起を摘まれる。
気持ち悪いのか感じているのかもよくわからない。
ただ、彼が来るであろうその道だけを睨み、神経を集中させる。
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