兄×弟〜 Extra chapter 〜
誘拐
裏道まで車で30分ほどかかる。
にも関わらず帰宅ラッシュで渋滞している。
苛立つ神経を何とか押し止めつつ、少しずつ進み始めた道を走る。
近くまで来たが、彼が居る場所に車は入れない。
なので車から降り、走る。
彼の元へ。
「な訳ねぇだろ?たっぷり可愛がってやるよ。」
「やー、今日はラッキーだった。」
「だなー、まっことにラッキーだった。」
「・・・・・・っていうかラッキーだった?」
「お前らうるさいよっ!?」
「「なんだよみっちゃんー。浸らせてくれてもいいじゃんかー・・・。」」
みっちゃんって呼ぶなっ!
「お前ら緊張感ねえよっ!ここで浸るんじゃねえ!」
可愛い男の子にちょっといたずらしようと思って捕まえて。
ちょっと嫌がられてるけど、最後まではしないからいいよね?
後ほど色々オカズとして思い出させて戴きます。
にしても・・・ほんとこいつら緊張感ねえなぁ・・・。
と思ったのも束の間。
「お前ら、何やってるんだ?」
け、警察っ!?振り向くと・・・ヤク○ーっ!?
警察よりタチ悪いって!
「ぎゃー!ごめんなさいもうわるいことしないからゆるしてくれー!」
1人が蹴飛ばされて慌てて逃げ出す。
それに続くように3人共慌てて逃げる。
ヤ○ザ怖いよーっ!!!
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