兄×弟〜 Extra chapter 〜
嫉妬
息もつげないほどの口付けをして、ゆっくりと伶をベッドに寝かせる。
彼は俺の首に腕を絡め、再度誘いの言葉を囁いた。
伶に触れる輩など、考えるだけで苛立たしい。
内心が外見にでてしまったのだろうか、彼が少し心配気にこちらを見ている。
「したくない?」案の定、少し落ち込んだような声。
したくないわけがない!むしろずっぽずぽn(自主規制
「今すぐ、したい。」
優しく、甘く。
そう思っているのに、身体は正直だ。
「あぁ、いずるぅっ!」
がくがくと揺さぶられ仰け反りながら伶は何度目かの絶頂に達した。
彼の腹の上に乗り切らない精液がシーツに零れていて、とても卑猥な光景だ。
くらくらと軽い眩暈を感じながら、彼を激しく抱き続ける。
嫉妬しているのは、伶に触れた輩か、それとも伶をこんなに乱れさせる自分自身にか。
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